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フレンドブログ

2009年05月25日

●厚労省分割に効果なし

経理財務部の両方を見るのは部長が大変だから、総務人事部の両方を見るのは大変だからといって、経理部と財務部に、総務部と人事部に分けたらうまくいくというようなものではありません。同じく、例えば社会保障関連と雇用関連に分けたら、大臣も官僚も分かりやすくなって仕事が変わるというのは有り得ません。

仕事が変わるためには、そこにいる人が変わること。人を交替させるのは難しくても、視点・視野、スタンスや価値観を変えることは可能で、それがなければ分けても同じことです。サービスの提供の仕方やレベル、企画立案の視点・視野を変えるというインパクトがないのであれば、二つに分けた効果は生まれません。

そこにいる実務者を変えるためには、組織を分けたりする前にリーダーを替える(交代させる)のが順番というもの。組織の形よりもまずは部長を替えることによって、組織の意識や視野を変えなければなりません。同様に、同じような大臣が入れ替わり立ち替わりやっているから霞ヶ関に何の変化も起こらないのであって、組織を分ける前に、官僚を変えるという目的意識を持ったリーダーに変えなければなりません。

くっつけた方がよいと言って10年前に再編したのですから、分けようという前にくっつけてもうまくいかなかった理由をしっかりと検証・反省するべきです。つまり、くっつけても官僚自身が変わらなかったし、変える力も気もなかった政党に問題があるという原因を明確にすべきです。でないと、縦割りの弊害が大きくなるだけでまた何も変わらないし、だいたい組織図を書いて遊んでいる場合ではないのです。

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